そうしないことはありえたか? : 自由論入門
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そうしないことはありえたか? : 自由論入門
青土社, 2022.9
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そうしないことはありえたか : 自由論入門
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ソウシナイ コト ワ アリエタカ? : ジユウロン ニュウモン
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参考文献: 巻末pvii-xx
Description and Table of Contents
Description
「私たちは果たして自由であるのか」。この問いは長年の哲学者たちの悩みのタネで、この二千年来さまざまに議論が繰り広げられ、その論争は今日もなお続いている。決定論、他行為可能性、フランクファート型事例、自由の源泉性、ヴァンインワーゲンの帰結論証、リバタリアニズム、運、ストローソンの責任理論…。古典的な考え方から最新の議論まで網羅し、自由を考えるためのキーワードやその考え方をていねいに紐解く。入門書にして決定版。
Table of Contents
- 序章 なぜ自由を哲学するか?
- 1 自由の二つのモデル(そうしないことはありえたか?—自由の他行為可能性モデル;自由とは「自らに由る」ことか?—自由の源泉性モデル)
- 2 自由と決定論の両立可能性(決定論は自由の余地を無くすのか?—帰結論証の検討;私たちは操り人形にすぎないのか?—源泉性モデルへの挑戦;「運」は自由を脅かすか?—リバタリアニズムの検討;「自由なき世界」の可能性—楽観的懐疑論の検討)
- 3 自由と責任のつながりを再考する(怒りと責任—ストローソンの責任理論;「責任」のレンズを外して自由を探求する)
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