宗教にはなぜ金が集まるのか

Bibliographic Information

宗教にはなぜ金が集まるのか

島田裕巳 [著]

(祥伝社新書, 665)

祥伝社, 2022.10

Title Transcription

シュウキョウ ニワ ナゼ カネ ガ アツマル ノカ

Available at  / 36 libraries

Note

参考文献: p247-251

Description and Table of Contents

Description

安倍元首相銃撃事件でクローズアップされた、宗教と金の問題。宗教にはなぜ金が集まるのか。歴史を辿り、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、仏教を比較しながら、明らかにしていく。たとえば、キリスト教では清貧を掲げ、それを実践する場である修道院や教会に金や土地が集まり、堕落した。そのことに反発して新たに生まれた修道院も、やがて同じ道を歩む。こうしたことが繰り返されてきた。いっぽうで、キリスト教における利子禁止の戒律は神学を鍛え、経済学の誕生を促したと著者は言う。宗教と金の問題を考察するなかで宗教、そして人間の本質に迫る!

Table of Contents

  • 序章 宗教の集金力
  • 第1章 禁欲を求め、利子を嫌悪したキリスト教
  • 第2章 世俗を否定しながら、金にまみれた日本仏教
  • 第3章 なぜユダヤ人は金の亡者とされたのか
  • 第4章 商人の宗教・イスラム教の拡大
  • 第5章 寺院と教会は土地を抱え、強大化した
  • 第6章 為替を生んだテンプル騎士団、聖職で稼ぐメディチ家
  • 第7章 資本主義を生んだのはプロテスタンティズムではない
  • 第8章 日本企業と宗教のかかわり

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Details

  • NCID
    BC17010255
  • ISBN
    • 9784396116651
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    251p
  • Size
    18cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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