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東アジア国境紛争の歴史と論理

石井明, 朱建栄編 ; 石井明 [ほか著]

藤原書店, 2022.9

タイトル読み

ヒガシアジア コッキョウ フンソウ ノ レキシ ト ロンリ

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注記

参考文献: p393-396

地名・事項索引: p397-401

主要人名索引: p402-404

その他の著者: 岡田充, 朱建栄, 邵漢儀ほか

収録内容

  • 主権国家体制下、頻発する国境紛争 / 石井明著
  • 近現代東アジア国際関係史と北方領土問題 / 原貴美恵著
  • 領土問題の日独比較 / 孫占坤著
  • 中国の「国境政策」の変遷とその特徴 / 朱建栄著
  • 沈没に向かう東アジア国際秩序と浮上してきた「魚釣島」 / 村田忠禧著
  • 二つの「国際秩序」の衝突 / 邵漢儀著
  • 日本政府の「尖閣」主権主張の形成とその論理 / 笘米地真理著
  • 「尖閣棚上げ論」後退の分岐点 / 岡田充著
  • 中ソ国境画定交渉前史 / 石井明著
  • 南シナ海紛争と海洋法仲裁裁定 / 矢吹晋著
  • 尖閣諸島〈釣魚島〉紛争解決ロードマップ試案 / 朱建栄著

内容説明・目次

内容説明

我々は「国境」問題にいかに向き合うべきか。近代の戦争と植民地の歴史の遺産として、複雑な国境事情が随所に残る日本周辺と東アジア。「尖閣」問題に焦点を当て、その歴史を再検証するとともに、他国・地域の実例をも参照し、「紛争」化を回避する繊細な外交努力の数々と、今こそ求められる解決への展望を、気鋭の執筆陣が描く。

目次

  • 主権国家体制下、頻発する国境紛争
  • 第1部 国境紛争の歴史的考察(近現代東アジア国際関係史と北方領土問題—米国の関与と背後の論理;領土問題の日独比較;中国の「国境政策」の変遷とその特徴—「海の国境」紛争を解決するための示唆)
  • 第2部 激化する尖閣諸島(釣魚島)の帰属をめぐる紛争(沈没に向かう東アジア国際秩序と浮上してきた「魚釣島」;二つの「国際秩序」の衝突—一八七四年「台湾出兵」をめぐる日清両国の攻防とその延長にある「釣魚台/尖閣問題」;日本政府の「尖閣」主権主張の形成とその論理—国会答弁にみる政府見解の変遷と背景 ほか)
  • 第3部 国境紛争の解決策を求めて(中ソ国境画定交渉前史—交渉推進には信頼関係構築が必要;南シナ海紛争と海洋法仲裁裁定;尖閣諸島(釣魚島)紛争解決ロードマップ試案)—二十一世紀の新「棚上げ」へ何が必要か

「BOOKデータベース」 より

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