〈実存哲学〉の系譜 : キェルケゴールをつなぐ者たち

書誌事項

〈実存哲学〉の系譜 : キェルケゴールをつなぐ者たち

鈴木祐丞著

(講談社選書メチエ, 772)

講談社, 2022.10

タイトル別名

実存哲学の系譜

タイトル読み

〈ジツゾン テツガク〉ノ ケイフ : キェルケゴール オ ツナグ モノ タチ

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内容説明・目次

内容説明

「実存」とは、不安や孤独、絶望のなかで、主体的に自己のあり方を自由に決断する人間のことだ。その概念の創始者キェルケゴールは、死後五〇年を経て、ハイデガー、ヤスパース、サルトルらに再発見された。しかし、ソクラテスに連なる“実存哲学”の真の後継者は、意外なことにウィトゲンシュタインだった—。哲学者たちの著作や日記から、彼らの人生を丹念にたどり、キェルケゴールの真意がウィトゲンシュタインの哲学に昇華するまでの軌跡を鮮やかに描き出す。理論ではなく、生き方の根幹に関わる哲学がここにある!

目次

  • 第1部 哲学史の中のキェルケゴール(実存哲学について;実存哲学とキェルケゴール)
  • 第2部 キェルケゴールの“実存哲学”(“実存哲学”遠望;キェルケゴールの“実存哲学”;著作家活動—“実存哲学”の具現 ほか)
  • 第3部 “実存哲学”の系譜—キェルケゴールからウィトゲンシュタインへ(『論理哲学論考』期;中間期;『哲学探究』期 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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