ゾンビと資本主義 : 主体/ネオリベ/人種/ジェンダーを超えて

書誌事項

ゾンビと資本主義 : 主体/ネオリベ/人種/ジェンダーを超えて

遠藤徹著

工作舎, 2022.10

タイトル別名

ゾンビと資本主義 : 主体ネオリベ人種ジェンダーを超えて

タイトル読み

ゾンビ ト シホン シュギ : シュタイ ネオリベ ジンシュ ジェンダー オ コエテ

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内容説明・目次

内容説明

アフリカの民間信仰を源流とし、19世紀にハイチのヴードゥー教の「生ける死者」となった「ゾンビ」。1932年にアメリカ映画で吸血鬼に次ぐモンスターとして登場後は、またたくまにスクリーンを席捲し、やがては社会のさまざまな事象を代弁し、刻印できる便利な「表象・隠喩」として定着した。理性も知性ももたず人を襲い、噛まれた者も同類になっていく—本書はこうしたゾンビのあり方に、この世/主体/資本主義/人種/ジェンダーの枠組みから逃避する道の可能性を見出す。多彩な現代思想の手法を駆使して、現代社会でゾンビ表象が担う意味をあぶりだした知的冒険の書。

目次

  • 第1章 この世からの緊急避難
  • 第2章 主体からの緊急避難
  • 第3章 資本主義からの緊急避難
  • 第4章 人種からの緊急避難
  • 第5章 性からの緊急避難
  • 第6章 緊急避難口から振り返る

「BOOKデータベース」 より

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