萬葉集の言語表現
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萬葉集の言語表現
(研究叢書, 550)
和泉書院, 2022.10
- タイトル読み
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マンヨウシュウ ノ ゲンゴ ヒョウゲン
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収録内容
- はつ恋
- 軍王の歌
- 人麻呂吉野讃歌
- 大津皇子移葬の史と詩
- 暁と夜がらす鳴けど
- 坂上大嬢に贈る歌
- 佐保川のほとり
- あり通ひ仕へ奉らむ万代までに
- 大殿の雪な踏みそね
- 悪女になるなら
- けだしや鳴きし
- 伊勢物語八七段「むかしの歌」と萬葉集・石川少郎歌
- 「山之常陰」覚え書き
- しまくま山
- 名次山・角の松原
- 萬葉集は怖くない
内容説明・目次
内容説明
歌びとたちの、ことばに託す意図と効果を考察。萬葉集歌の詠出に際し、歌びとたちはいかなる意図を働かせてそのことばを選択したのか、当該の表現を用いて何をどのように訴えようとしたのか、またその効果はどうであったか、について考察をめぐらせた。萬葉初期から末期まで、ときに平安期以降の和歌表現をも視野に収めながら、ことばと表現に焦点を当てて論じる。
目次
- 軍王の歌—舒明天皇代の行幸歌
- 人麻呂吉野讃歌—「かへり見」る吉野
- 大津皇子移葬の史と詩
- 暁と夜がらす鳴けど—萬葉集巻七「臨時」歌群への見通し
- 坂上大嬢に贈る歌—距離の感覚と作品形象
- 佐保川のほとり—坂上郎女の見た風景
- あり通ひ仕へ奉らむ万代までに—巻十七、境部老麻呂三香原新都讃歌
- 大殿の雪な踏みそね—三形沙弥歌の機知
- 悪女になるなら—紀女郎の「怨恨歌」と中島みゆき
- けだしや鳴きし—額田王の艶と怨〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より