キリシタン時代の良心問題 : インド・日本・中国の「倫理」の足跡
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キリシタン時代の良心問題 : インド・日本・中国の「倫理」の足跡
慶應義塾大学出版会, 2022.11
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The cases of conscience in Japan's Christian century : tracing the steps of "ethics" in India, Japan and China
キリシタン時代の良心問題 : インド日本中国の倫理の足跡
- Title Transcription
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キリシタン ジダイ ノ リョウシン モンダイ : インド・ニホン・チュウゴク ノ 「リンリ」 ノ ソクセキ
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その他のタイトルは標題紙裏による
Contents of Works
- 発見地の領有と異教徒の権利
- キリシタン時代の神学と良心問題
- 信仰と奴隷制
- フランシスコ・ロドリゲスの日本の婚姻問題決疑論
- キリシタン大名大友宗麟をめぐる良心問題
- イエズス会のインド史研究と日本書翰集の編纂
- 「神学」に加えられた日本人の祖先崇拝
- キリシタン時代の良心問題に関する手引書について
- 殉教の論理と潜伏の論理
- キリシタン教会の殉教録と聖人伝
- 艾儒略『滌罪正規』解題
- 結論
Description and Table of Contents
Description
断絶と連続のアジア布教史。16世紀以降、イエズス会のアジアにおける布教事業は、インドから日本へ、日本から中国へと進められた。宣教師たちはそれぞれの文化に適応しつつ、新たな信者たちの「倫理」や「戒律」の基準をどのように修正していったのか—。司祭の手引書から書翰集、聖人伝まで、膨大な史料を渉猟し、連続性と断絶を明らかにする。
Table of Contents
- 序説 良心問題とは何か
- 第1章 発見地の領有と異教徒の権利—ビトリア、グロティウス、フレイタスの議論
- 第2章 キリシタン時代の神学と良心問題
- 第3章 信仰と奴隷制—インドにおける奴隷に対する授洗論
- 第4章 フランシスコ・ロドリゲスの日本の婚姻問題決疑論
- 第5章 キリシタン大名大友宗麟をめぐる良心問題
- 第6章 イエズス会のインド史研究と日本書翰集の編纂—布教情報の伝達と整理を中心として
- 第7章 「神学」に加えられた日本人の祖先崇拝—ペドロ・ゴメス「講義要綱」からの考察
- 第8章 キリシタン時代の良心問題に関する手引書について—マルティン・デ・アスピルクエタとその周辺
- 第9章 殉教の論理と潜伏の論理
- 第10章 キリシタン教会の殉教録と聖人伝—ヨーロッパから日本・中国へ
- 第11章 艾儒略『滌罪正規』解題
- 結論
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