ときは、ながれない : 「時間」の分析哲学
著者
書誌事項
ときは、ながれない : 「時間」の分析哲学
(講談社選書メチエ, 774)
講談社, 2022.11
- タイトル別名
-
ときはながれない : 時間の分析哲学
- タイトル読み
-
トキ ワ、ナガレナイ : 「ジカン」ノ ブンセキ テツガク
大学図書館所蔵 件 / 全130件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
私たちが常日頃から経験し、わかったつもりになっている、「ときのながれ」なるものは、実はどこにも存在しない!「ゆるい関係説」、「カテゴリーミステイク」、「現在主義」など、キーフレーズを通して当たり前の認識を検証し、「カントの散歩」、「棚から無理数」、「みずみずしくない水」など、不思議で魅力的なメタファーを自在に操りながら、「時間」という限りなく身近でどこまでも深遠な概念について、読者が自分の頭で考えることをやさしく促す。哲学の大家が自らの実践を通して示す、知的刺激に満ち、あらゆる応用可能性にひらかれた、究極の論理的思考マニュアル!
目次
- 第1章 そもそも時間とは?(目に見えない時間は信じない?;ポーランド国旗:うごきがない変化 ほか)
- 第2章 時間はもの?(フルーツゼリー:空間の「メタ容器」説;ナプキン:時間は境界)
- 第3章 インテルメッツォ:ジョン・マクタガート・エリス・マクタガートの介入
- 第4章 ときはながれる?(両国橋から見おろす:「ながれる」の意味;棚から無理数:「ときはながれる」はナンセンス ほか)
- 第5章 いまあるのみ?(オプティミスト従姉:未来はある?;過去はあった:過去はない ほか)
「BOOKデータベース」 より