強迫症を克服する : 当事者と家族のための認知行動療法

書誌事項

強迫症を克服する : 当事者と家族のための認知行動療法

矢野宏之著

金剛出版, 2022.11

タイトル読み

キョウハクショウ オ コクフク スル : トウジシャ ト カゾク ノ タメ ノ ニンチ コウドウ リョウホウ

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内容説明・目次

内容説明

強迫症は本人の生活に支障をきたし、また、そのことを自分で責めたりしてしまうことも多く、とても苦しい病気である。家族や近くにいる人も、そのことで巻き込まれてしまうケースが多い。本書では、「洗浄強迫」「確認強迫」「整理整頓型強迫」「想像型強迫」…などさまざまなタイプを提示しているので、いま困っている方は自分に合ったケースを見つけることができるだろう。また、治療についても「ひたすら我慢する」「嫌なことをする」といった誤解のない理解を目指し、曝露に関して「どうして、普通の人がしないようなことまでするのですか?」「曝露と強迫観念に耐えることは違うのですか?」など臨床現場でよく聞かれるQ&Aも盛り込みながら解説する。家族対応についても、知っておきたいことや家族の役割・心得などを詳細に記載している。強迫症を理解するために有用な一書。

目次

  • 第1章 強迫症を理解する(手洗い・洗浄を繰り返す「洗浄強迫」;確認がやめられない「確認強迫」 ほか)
  • 第2章 強迫症を治療する(強迫症を維持する仕組み;強迫症を治療する方法:曝露療法 ほか)
  • 第3章 強迫症と関連が深い病気(日常の生活動作に時間がかかる「強迫性緩慢」;ものが捨てられない「ためこみ症」 ほか)
  • 第4章 家族の対応(強迫症について家族が知っておきたいこと;家族の役割 ほか)
  • 第5章 Q&A(強迫観念に抵抗する(我慢する)ことで、強迫症は治療できるのでしょうか?;強迫観念を頭の中で打ち消せば、強迫症はよくなりますか? ほか)

「BOOKデータベース」 より

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