ゲノムの子 : 世界と日本の生殖最前線

書誌事項

ゲノムの子 : 世界と日本の生殖最前線

石原理著

(集英社新書, 1139I)

集英社, 2022.11

タイトル読み

ゲノム ノ コ : セカイ ト ニホン ノ セイショク サイゼンセン

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内容説明・目次

内容説明

二〇二〇年のノーベル化学賞受賞により、改めて注目された「ゲノム編集」。とくに、医療面における治療技術の開発は現実的かつ切実な願いである。しかし、ゲノムについて臨床現場から発信されている一般書はほとんどなく、生殖医療とゲノム編集のかかわりについては議論も避けられがちというのが実情だ。本書では、生殖医療の最前線に長年携わってきた産婦人科医が、今、私たちに問われている「ゲノム」の意味を思索。これまでの研究やデータを紐解くとともに、世界各国の専門家と直接対話し、ゲノム編集とその未来をどう理解すべきか、わかりやすく解説する。

目次

  • 1 ゲノム編集の深淵
  • 2 子どもを持つこと、持たないこと
  • 3 卵子、精子をもらうこと
  • 4 遺伝情報を伝えること、変えること、組み合わせること
  • 5 生殖あるいはセックスとは
  • 6 命の選別
  • 7 「生命倫理」という弁解、あるいは虚構・幻想
  • 8 約束のかたち
  • 9 総括

「BOOKデータベース」 より

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