「美食地質学」入門 : 和食と日本列島の素敵な関係

書誌事項

「美食地質学」入門 : 和食と日本列島の素敵な関係

巽好幸著

(光文社新書, 1230)

光文社, 2022.11

タイトル別名

美食地質学入門 : 和食と日本列島の素敵な関係

タイトル読み

ビショク チシツガク ニュウモン : ワショク ト ニホン レットウ ノ ステキナ カンケイ

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内容説明・目次

内容説明

日本独自の食文化、和食。出汁や醤油、豆腐に豊かな海産物は欠かすことのできない食材だ。では、なぜこれらの食材は日本で育まれてきたのか。その理由は日本列島の成り立ちにある。例えば、昆布出汁。ミネラル(特にカルシウム)を多く含む硬水では旨味成分をうまく抽出できず、軟水の多い日本だからこそ、その真価を発揮できる。そして、日本の水に軟水が多いのは、活発な火山活動と地殻運動によって急峻な山地ができたことで、川や地下水の流れも急となり、ミネラルが溶け込む時間が短くなるからなのだ。和食と日本列島の成り立ちには、切っても切れない結びつきがある。そんな二つの意外で素敵な関係をマグマ学者であり、無類の食いしん坊でもある著者が丁寧に紐解く!

目次

  • 第1章 旅立ちの前に
  • 第2章 変動帯がもたらす日本の豊かな水
  • 第3章 火山の恵みと試練
  • 第4章 プレート運動が引き起こす大地変動の恵み
  • 第5章 未来の日本列島の姿と大変動の贈りもの
  • 第6章 日本列島の大移動がもたらした幸福を巡る旅
  • 第7章 地球規模の大変動と和食

「BOOKデータベース」 より

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