書誌事項

樋口一葉赤貧日記

伊藤氏貴著

中央公論新社, 2022.11

タイトル読み

ヒグチ イチヨウ セキヒン ニッキ

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注記

参考文献: p328-329

内容説明・目次

内容説明

「金銀はほとんど塵芥の様にぞ覚えし」貧乏なのに、紙幣の顔。生まれは裕福、晩年は借金三昧。いくら稼ぎ、いくら借り、何を買い、何を思ったのか?金銭事情で読み解く、日本初の女性職業作家の新しい姿。激動の時代を生き、24歳で貧苦の内にこの世を去った樋口一葉。その生涯とお金との関係は、矛盾と逆説に満ちている—

目次

  • 序章 樋口家、江戸へ出る—山梨の百姓から直参の御家人へ
  • 第1章 桜木の宿 七歳まで—樋口家の経済闘争
  • 第2章 二つの挫折 七歳から十五歳
  • 第3章 悲劇の幕開け 十五〜十八歳
  • 第4章 恋と文学と借金と 十八〜十九歳
  • 第5章 デビューと失恋 十九〜二十歳
  • 第6章 間奏 二十〜二十一歳—大成のための寄り道
  • 第7章 貧困という鉱脈 二十二〜二十四歳
  • 終章 一葉の値段

「BOOKデータベース」 より

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