書誌事項

文学と国柄 : 一九世紀日本における文学史の誕生

エマニュエル・ロズラン [著] ; 藤原克己, 鈴木哲平訳

岩波書店, 2022.12

タイトル別名

Littérature et génie national : naissance d'une histoire littéraire dans le Japon du XIXe siècle

文学と国柄 : 十九世紀日本における文学史の誕生

文学と国柄 : 19世紀日本における文学史の誕生

タイトル読み

ブンガク ト クニガラ : 19セイキ ニホン ニオケル ブンガクシ ノ タンジョウ

大学図書館所蔵 件 / 88

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p471-480

内容説明・目次

内容説明

19世紀の日本において、時代の要請と社会の動向の複雑な作用の交錯のうちに、青年たちはいかにして文学史を作り上げていったのか。最初の日本文学史の構想とその生成過程を、1880年代当時の東京大学文学部の史料精査と、そこで学び育った研究者たちの著作の分析を通して考究する。

目次

  • 第1章 一九世紀における日本文学の範囲
  • 第2章 最初の国文学史の生成過程(一八九〇年)
  • 第3章 一八・一九世紀における歴史・文学・国民—比較文化的素描
  • 第4章 一八八〇年代の力学の中で
  • 第5章 日本文学のコーパスへ向けて(一八九〇年)
  • 結論 芳賀矢一はギュスターヴ・ランソンか?

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ