小国 : 歴史にみる理念と現実

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小国 : 歴史にみる理念と現実

百瀬宏著

(岩波現代文庫, 学術 ; 458)

岩波書店, 2022.12

タイトル読み

ショウコク : レキシ ニ ミル リネン ト ゲンジツ

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注記

底本は岩波人文書セレクション版 (2011.11刊)

引用文献目録: 巻末p15-31

内容説明・目次

内容説明

国際政治に大きな影響力をもつと信じられた大国も、今日の北欧諸国やウクライナのように、その底流にあって確実に発言権を増す小国の動向を無視しえなかった。近代以降、小国はどのような役割を果たし、どう評価されてきたか。近現代史における「小国」の意味を捉え直した名著を文庫化。二〇二二年二月のロシアのウクライナ侵攻を受けて執筆された岩波現代文庫版あとがきも示唆に富む。

目次

  • 序章 本書の課題
  • 第1章 「小国」論の系譜
  • 第2章 近代的「小国」の成立
  • 第3章 中立的「小国」の増加と連合志向
  • 第4章 「小国中立」の虚構化
  • 第5章 「小国」の浮上
  • 第6章 「小国」の凋落
  • 第7章 「小国」の復権
  • 第8章 「小国」問題の現況
  • 第9章 「戦後」日本の「小国」像

「BOOKデータベース」 より

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