アーレントと革命の哲学 : 「革命論」を読む

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アーレントと革命の哲学 : 「革命論」を読む

森一郎 [著]

みすず書房, 2022.12

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アーレントと革命の哲学 : 革命論を読む

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アーレント ト カクメイ ノ テツガク : 「カクメイロン」 オ ヨム

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アーレント『革命論』をどう読むか。本書は『革命論』の訳者による、詳細なテクスト読解である。「革命とは何か」についてのアーレントの基本的考え方、フランス革命からロシア革命にいたる系譜だけでなく、アメリカ独立革命にアーレントが重点を置いた意味、さらに、始まりとは、約束とは、「どんな革命にも驚くべき規則性で現われてくる新しい国家形態」である評議会制とは、そして憲法とはいかなるものか。このように『革命論』を読み解きながら、著者はわれわれを取り巻く戦後日本の姿、とくに日本国憲法のあり方をめぐって考察を進めてゆく。一冊の本から何を知り、理解し、考えることができるか。厳密かつ自由なレッスンの書である。

Table of Contents

  • 序論 「戦争と革命」を読む
  • 第1章 「歴史的背景」を読む
  • 第2章 「社会問題」を読む
  • 第3章 「幸福の追求」を読む
  • 第4章 「創設—自由の構成」を読む
  • 第5章 「時代の新秩序」を読む
  • 第6章 「革命の伝統と、革命精神」を読む

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