数学の影絵
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書誌事項
数学の影絵
(ちくま学芸文庫, [ヨ-13-4])
筑摩書房, 2023.1
- タイトル読み
-
スウガク ノ カゲエ
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注記
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内容説明・目次
内容説明
本書所収のエッセイ「林檎の味」では感覚の本質、「数学とは何か」では公理主義と抽象化、「四色の地図」は集合論、数学基礎論、位置解析学と展開して四色問題に及ぶ。日常の何気ない生活のなかにこそ数学の抽象的な概念は生起し、そこに数学の影を認めることができると著者は説く。影の裡にある無限の広がりと深さを縦横無尽かつ軽妙に綴った数学エッセイ。第1回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。
目次
- 林檎の味
- 暑さずれ・寒さずれ
- 詩人と数学者
- トロヤ人口調査—年少の人たちのために
- 科学と呪術
- 卓子が動く話
- 若返り年
- 算術以前
- 動く地球、動かぬ地球
- 数学を怖がる話〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より