「幕府」とは何か : 武家政権の正当性

書誌事項

「幕府」とは何か : 武家政権の正当性

東島誠著

(NHKブックス, 1277)

NHK出版, 2023.1

タイトル別名

幕府とは何か : 武家政権の正当性

タイトル読み

「バクフ」トワ ナニ カ : ブケ セイケン ノ セイトウセイ

大学図書館所蔵 件 / 173

注記

引用文献ならびに主要参考文献: p353-364

内容説明・目次

内容説明

武力だけで権力を維持できたのか?京都を食糧で満たすこと、法による支配、「伝統」としての権力…アップデートされてきた「支配の正当性」を問う、かつてないスケールの歴史書!

目次

  • 第1章 平家政権といくつもの幕府(幕府をめぐる基礎知識;平家政権をどう捉えるか)
  • 第2章 鎌倉幕府、正しくは東関幕府—正統性なき北条氏の正当性(都市王権と武力—一一八六年、鎌倉幕府誕生の前提1;義経の結婚—一一八六年、鎌倉幕府誕生の前提2;正当性の更新と「幕府」呼称の誕生)
  • 第3章 足利将軍家の時代—二つの変動期と正当性の変容(鎌倉末期〜南北朝期の転換;統治権的支配とは何か—足利将軍家の正当性;足利将軍家の正当性の推移;足利政権中期の正当性の変化;物流構造の変動と転換期としての十五世紀後半;戦国大名と「公儀」の行方)
  • 第4章 織豊政権—近世の始動と中世の終焉(近世の始動と中世の終焉;中世の黄昏としての織田政権;豊臣政権と中世の否定)
  • 第5章 江戸幕府は完成形なのか—生存の近世化(生存の近世化という視点;正当性から正統性—家康の神格化と近代天皇制の創出;曲がり角としての一六八〇年代;幕府と「被災者」救済—正当性の行方)

「BOOKデータベース」 より

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