墓の建立と継承 : 「家」の解体と祭祀の永続性をめぐる社会学

書誌事項

墓の建立と継承 : 「家」の解体と祭祀の永続性をめぐる社会学

辻井敦大著

晃洋書房, 2023.2

タイトル別名

墓の建立と継承 : 家の解体と祭祀の永続性をめぐる社会学

タイトル読み

ハカ ノ コンリュウ ト ケイショウ : 「イエ」ノ カイタイ ト サイシ ノ エイゾクセイ オ メグル シャカイガク

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注記

博士学位請求論文「戦後日本における先祖祭祀の変容に関する社会学的研究 : 祭祀の永続性の希求と社会的アクターの参与」 (東京都立大学, 2021年) を加筆・修正したもの

引用文献: 巻末p5-22

内容説明・目次

内容説明

なぜ、「お墓」を建てるのか?「家」なき時代において、墓を建て、それを継承することの背景には、何があるのだろうか?社会的アクターとしての地方自治体・石材店・仏教寺院に注目し、それらが参与することによって、墓を建て、継承するという営みの意味が変容する過程を、社会学の観点から明らかにする。

目次

  • 序章 なぜ墓の継承の断絶は憂慮されているのか?
  • 第1章 「家」なき現代社会と先祖祭祀
  • 第2章 近現代日本における墓地行政の展開
  • 第3章 都市計画としての墓地開発の構想と現実
  • 第4章 戦後日本における墓の「商品化」と墓の建立の大衆化
  • 第5章 失われた二〇年と継承を前提としない葬送・墓制の「商品化」
  • 第6章 永代供養墓の建立をめぐる“祭祀の永続性”とその歴史的連続性
  • 第7章 セーフティネットとしての骨仏と安心感
  • 第8章 戦後日本における先祖祭祀の変容と“祭祀の永続性”の帰結

「BOOKデータベース」 より

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