マルクス : 生を呑み込む資本主義

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マルクス : 生を呑み込む資本主義

白井聡著

(講談社現代新書, 2695 . 現代新書100 : hundred||ゲンダイ シンショ 100 : hundred . 今を生きる思想||イマ オ イキル シソウ)

講談社, 2023.2

タイトル読み

マルクス : セイ オ ノミコム シホン シュギ

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注記

読書案内: p121-122

内容説明・目次

内容説明

資本という得体の知れない他者が、全地球を、人間の心をも包み込み、圧迫し、窒息させていく。労働力にとどまらず、われわれの感情までも「商品化」される現代社会を、「包摂」という概念をもとに読み解く。

目次

  • 第1章 思想家マルクスの誕生(ヘーゲル左派の一員として;人間が生産物に支配される—フォイエルバッハ「疎外」論の影響;「人間の本質とは、社会的諸関係の総体である」—フォイエルバッハ批判 ほか)
  • 第2章 『資本論』の世界(なぜ、「商品」なのか?;資本主義社会の条件;「労働力の商品化」の過程—「本源的蓄積」の意味 ほか)
  • 第3章 「包摂」の概念、「包摂」の現在(資本主義が地球全体を呑み込む;形式的包摂から実質的包摂へ—機械の一部としての労働者;フォーディズムの時代—二〇世紀以降の実質的包摂 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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