戦後日本の教員採用 : 試験はなぜ始まり普及したのか

書誌事項

戦後日本の教員採用 : 試験はなぜ始まり普及したのか

前田麦穂著

晃洋書房, 2023.2

タイトル別名

戦後日本の教員採用 : 試験はなぜ始まり普及したのか

タイトル読み

センゴ ニホン ノ キョウイン サイヨウ : シケン ワ ナゼ ハジマリ フキュウ シタノカ

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注記

引用文献: p175-177

博士論文「戦後日本における教員採用選考試験の形成に関する実証的研究 : 法規定と運用実態のずれに着目して」 (東京大学, 2019) に大幅な加筆修正をしたもの

内容説明・目次

内容説明

「倍率信仰」を問い直す—「教員採用試験」の歴史社会学。教員採用試験の倍率は「教員の質」なのだろうか?1940〜1950年代の法制度と運用実態の検証を通じて、教員採用試験の導入・普及過程を明らかにする。

目次

  • 序章 問題設定:「教員採用試験」のはじまりを描く
  • 第1章 試験はいらない?:法解釈の変遷
  • 第2章 推薦から試験へ:東京都
  • 第3章 大都市から地方へ:文部省の「行政指導」と富山県
  • 第4章 地方における普及:鹿児島県
  • 第5章 大都市と郡部の県内格差:兵庫県
  • 第6章 試験なき教員採用の模索:島根県
  • 第7章 有資格者不足という困難:青森県
  • 終章 結論:教員採用制度の形成と「動的相互依存モデル」

「BOOKデータベース」 より

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