どくとるマンボウ航海記
著者
書誌事項
どくとるマンボウ航海記
(中公文庫, [き-6-21])
中央公論新社, 2023.2
増補新版
- タイトル読み
-
ドクトル マンボウ コウカイキ
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注記
底本: 中公文庫(24刷) 2020年刊
単行本 1960年刊, 文庫 1973年刊
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
海外渡航が稀少だった昭和三〇年代、水産庁の調査船に船医として乗り込んだ若きマンボウ先生。アジアから欧州をめぐる約半年の船旅を、のびやかな詩情と軽妙な文体で綴り、一躍人気作家となった。戦後ユーモアエッセイの地平をひらいた記念碑的作品に、航海中の写真、エッセイ「傲慢と韜晦」などを増補した決定版。
目次
- 私はなぜ船に乗ったか
- これが海だ
- 飛ぶ魚、潜る人
- シンガポールさまざま
- マラッカ海峡からインド洋へ
- タカリ、愛国者たむろすスエズ
- ドクトル、閑中忙あり
- アフリカ沖にマグロを追う
- ポルトガルの古い港で
- ドイツでは神妙に、そしてまた
- 小雪ふるエラスムスの街
- 霧ふかいアントワープ
- パリの床屋教授どの
- わが予言、崩壊す
- ゴマンとある名画のことなど
- 盲腸とアレキサンドリア
- 海には数々の魔物が棲む
- 本の話から船乗りのこと
- コロンボのカレー料理
- 帰ってきた燕とマンボウ
「BOOKデータベース」 より