東北史講義
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書誌事項
東北史講義
(ちくま新書, 1712)
筑摩書房, 2023.3
- 古代・中世篇
- タイトル読み
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トウホクシ コウギ
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注記
参考文献あり
さらに詳しく知るためのブックガイド: p261-p263
編・執筆者一覧: 柳原敏昭(責任編集), 堀裕(責任編集), 相澤秀太郎, 吉田歓, 鈴木琢郎, 大堀秀人, 永田英明, 渡邉俊, 黒瀬にな, 泉田邦彦, 黒田風花, 小佐野浅子, 熊谷隆次, 鈴木拓也, 吉野武, 松岡祐也, 片岡耕平, 白根陽子, 永井隆之
内容説明・目次
内容説明
東北史を三つの視点から読み解く。一つめは、近畿地方を中心に国家が形成されると、やがて国家的な境界が東北地方に形成されたこと。二つめは、境界領域としての東北地方で、人や物、言語、習俗、信仰などの交流が活発に行われたこと。三つめは、これまで一言で東北地方といってきた、その内側に多様性に富む地域が形成されていたということである。東北史を考えることは、現代日本の構造を明確化させることでもあり、逆に地域の主体性や独自性を示すことに他ならない。
目次
- 東アジアの中のエミシ
- 国造制から国郡制へ—陸奥・出羽国の成立
- 城柵と戦争・交流の時代
- 城柵支配の変容と社会
- 古代から中世への変革と戦乱
- 平泉の世紀
- 関東武士の下で
- 奥羽と京・鎌倉—国人一揆を中心に
- 戦国期南奥羽の領主たち
- 北奥羽の戦国世界
- 〔特論〕北と南の辺境史
- 〔特論〕災害と社会の歩み
- 〔特論〕奥羽と夷狄島
- 〔特論〕奥羽の荘園と公領
- 〔特論〕伝承と物語
「BOOKデータベース」 より