文学研究の扉をひらく : 基礎と発展
著者
書誌事項
文学研究の扉をひらく : 基礎と発展
ひつじ書房, 2023.2
- タイトル別名
-
Gateway to modern Japanese literary studies : basic and advanced
- タイトル読み
-
ブンガク ケンキュウ ノ トビラ オ ヒラク : キソ ト ハッテン
大学図書館所蔵 件 / 全132件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
その他の編者: 飯田祐子, 小平麻衣子, 金子明雄, 日比嘉高
参考文献: 各章末
近現代文学研究調査のために: p343-348
内容説明・目次
目次
- 第1部 研究へのアプローチ(事実と虚構—ほんとうの事のように読ませる技術 志賀直哉「晩秋」;描写と比喩—レトリックの挑戦 宮沢賢治「小岩井農場」;作家研究の方法—なぜ作家を問題にするのか? 徳田秋聲『縮図』;同時代評、批評の役割—作品を位置づける 中村光夫『風俗小説論』、柄谷行人『日本近代文学の起源』;生成と校異—テキストは変容する 織田作之助「人情噺」;テクストの外に出る—境界への疑い 松浦理英子『裏ヴァージョン』;口絵・挿絵—もうひとつの〈本文〉 尾崎紅葉「多情多恨」;インターテクスチュアリティとアダプテーション—言説のネットワーク 大岡昇平『武蔵野夫人』;掲載媒体—メディアの中の文学、メディアとしての文学 室生犀星「性に眼覚める頃」;検閲—テキストの傷痕 江戸川乱歩「悪夢」(のち「芋虫」))
- 第2部 批評理論を用いた分析(ナラトロジー—どのように語られているかという問い 太宰治「饗応夫人」;読書行為論—コミュニケーションの空白を読む 芥川龍之介「開化の殺人」;ポストコロニアリズム—翻訳という植民地 中野重治「雨の降る品川駅」;ジェンダーとクィア—女性ならではの文学を疑う 田村俊子「女作者」;文化研究—カルチュラル・スタディーズの冒険 高橋源一郎「ダン吉の戦争」)
「BOOKデータベース」 より