瞽女の世界を旅する
著者
書誌事項
瞽女の世界を旅する
(平凡社新書, 1024)
平凡社, 2023.3
- タイトル別名
-
瞽女の世界を旅する
- タイトル読み
-
ゴゼ ノ セカイ オ タビスル
大学図書館所蔵 件 / 全60件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考資料: p253
内容説明・目次
内容説明
瞽女とは、村々を門付けして歩く盲女の旅芸人をいう。江戸時代には各地に存在したが、戦後、地主の没落などで廃れていく。最盛期、上越高田には一七軒の瞽女屋敷があり、それぞれが組をつくり、越後や信州の村々へ喜捨の旅に出た。重い荷物を背負った不自由な道のりは大変過酷なものだったというが、今では失われてしまった「人の情け」が確かに存在していた。「瞽女三部作」を著した著者が、今、あらためて、一年の大半を旅に過ごした瞽女の生き様を描き直す。
目次
- 第1部 季節ごとの旅(春を旅する;夏の旅;秋の旅から冬の旅へ;それぞれの旅路)
- 第2部 取り憑かれてしまったわたしの体験記(昭和五三年終戦の日、わたしは高田駅に降り立った;「わたしは白鳥になりたい」;シズに白鳥になることをすすめたわたし;生まれつき盲目のシズの思い;同年、冬に再訪する ほか)
「BOOKデータベース」 より