「発達」を問う : 今昔の対話制度化の罠を超えるために
著者
書誌事項
「発達」を問う : 今昔の対話制度化の罠を超えるために
ミネルヴァ書房, 2023.4
- タイトル別名
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発達を問う : 今昔の対話 : 制度化の罠を超えるために
- タイトル読み
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ハッタツ オ トウ : コンジャク ノ タイワ セイドカ ノ ワナ オ コエル タメ ニ
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内容説明・目次
内容説明
子どもの発達が「能力の発達」として枠づけられ、制度化のなかに絡めとられている―本書は、約半世紀にわたってこの問題に向き合い、多数の著作を生み出してきた著者が、過去の論文・書籍を今一度読み直して手を加え、現在の考えや思いを「補注」として記すかたちで編みなおした書である。いじめや不登校が減らない現実、発達障害への過度の注目、子育てや教育をめぐる意識の変化など様々な課題を抱えるいま、時代を超えた「今昔の対話」から明日への希望を紡ぎ出す糸口を探る。
目次
- 第1部 発達心理学が注目されはじめた時代に(発達心理学は人間の理解にとどくのか;人の発達を生活世界の形成過程として見る;疎外の個体発生論に向けて)
- 間奏:四〇年前に語ろうとしたこと
- 第2部 「発達、発達」と叫ばれるこの時代の発達心理学(学校で学ぶことの意味とその反転;発達心理学研究は人間理解を放棄したのか;発達障害を考える―「発達」をめぐる誤解と混乱)
「BOOKデータベース」 より