越境する民 : 近代大阪の朝鮮人史

書誌事項

越境する民 : 近代大阪の朝鮮人史

杉原達著

(岩波現代文庫, 学術 ; 463)

岩波書店, 2023.3

タイトル別名

越境する民 : 近代大阪の朝鮮人史研究

タイトル読み

エッキョウ スル タミ : キンダイ オオサカ ノ チョウセンジンシ

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注記

『越境する民-近代大阪の朝鮮人史研究』1998年9月新幹社刊行。本文庫収録に際し書名を『越境する民-近代大阪の朝鮮人史』とあらためる

「在日朝鮮人の歴史的形成・展開と日本の社会意識-大阪の場から考える」(増谷英樹編『移民・難民・外国人労働者と多文化共生-日本とドイツ/歴史と現状』2009年有志舎)を「補章」として収録し、「岩波現代文庫版あとがき」を付けたもの

内容説明・目次

内容説明

近代大阪の発展は朝鮮からの労働者ぬきには考えられない。暮しの中で朝鮮人と出会った日本人の外国人認識はどのように形成されてきたのだろうか―大阪における朝鮮人の歴史を辿りながら、より普遍的、より世界的な問いへの接近を試みた「地域からの世界史」。その後の研究に大きな影響を与えた著作の待望の文庫化。

目次

  • 序章 大阪・今里からの世界史
  • 第1章 春玉たちの大阪―在阪朝鮮人史の特徴
  • 第2章 済州島から猪飼野へ―在阪朝鮮人の渡航過程
  • 第3章 「君が代丸」考―大阪済州島航路の開設と展開
  • 第4章 ゴム工場の街・猪飼野―在阪朝鮮人の定着過程
  • 第5章 「同化」のまなざし―朝鮮人をめぐる近代都市大阪の言説空間
  • 終章 大阪・今里からの世界史再論―むすびにかえて
  • 補章 あらためて大阪の場から考える―在日朝鮮人の歴史的形成・展開と日本の社会意識

「BOOKデータベース」 より

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