唐 : 東ユーラシアの大帝国
著者
書誌事項
唐 : 東ユーラシアの大帝国
(中公新書, 2742)
中央公論新社, 2023.3
- タイトル読み
-
トウ : ヒガシユーラシア ノ ダイテイコク
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注記
文献案内: p351-361
唐関連年表: p364-369
内容説明・目次
内容説明
六一八年、李淵(高祖)が隋末の争乱の中から、唐を建国。太宗、高宗の時代に突厥・高句麗を破り、最盛期を築く。武則天、玄宗の治世は国際色豊かな文化を生み、大帝国の偉容をほこった。安史の乱以降は宦官支配や政争により混乱し、遊牧勢力と流賊の反乱に圧され、九〇七年に滅亡した。本書では、歴代皇帝の事績を軸に、対外戦争、経済、社会制度、宮廷内の権謀術数を活写。東ユーラシア帝国二九〇年の興亡を巨細に描く。
目次
- 序章 唐の歴史をどう見るか
- 第1章 東ユーラシア帝国への飛翔―七世紀
- 第2章 武周革命―七世紀後半〜八世紀初め
- 第3章 転換期―八世紀前半〜中葉
- 第4章 帝国の変容―八世紀後半〜九世紀前半
- 第5章 中国型王朝への転換―九世紀前半〜中葉
- 第6章 次なる時代へ―九世紀後半〜一〇世紀初め
- 終章 世界史の中の「唐宋変革」
「BOOKデータベース」 より