「豊かさ」の農本主義

書誌事項

「豊かさ」の農本主義

大石和男著

人文書院, 2023.3

タイトル別名

豊かさの農本主義

タイトル読み

「ユタカサ」ノ ノウホン シュギ

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注記

博士学位論文「『成熟社会』期における「農業本位の思想」: 農本主義との照応関係に着目して」(京都大学, 2019年提出) をもとに加除修正をおこなったもの

文献: p328-352

収録内容

  • 農本主義概念のパラダイム転換
  • 農本主義概念の射程
  • 農本思想の戦後史
  • 藤本敏夫の「自給」思想
  • 「自給」にみる理念と実践の相克
  • 「ネットワーク」に惹かれた農村女性
  • 理念像としての「百姓」
  • 宇根豊による「減農薬」から「農本主義」への思想展開
  • 成熟社会における農へのまなざし

内容説明・目次

内容説明

戦前のファシズム思想の温床とみなされてきた「農本主義」をみなおし、戦後の農業の思想と実践を丹念に追いながら、新たに位置づける試み。ジェンダー思想、市民運動など多様な農業の姿と思想を明らかにする。第3回髙島國男自遊賞受賞作。

目次

  • 序章 農本主義概念のパラダイム転換
  • 1章 農本主義概念の射程
  • 2章 農本思想の戦後史
  • 3章 藤本敏夫の「自給」思想
  • 4章 「自給」にみる理念と実践の相克―「たまごの会」を中心として
  • 5章 「ネットワーク」に惹かれた農村女性
  • 6章 理念像としての「百姓」
  • 7章 宇根豊による「減農薬」から「農本主義」への思想展開
  • 終章 成熟社会における農へのまなざし

「BOOKデータベース」 より

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