外国人雇用の産業社会学 : 雇用関係のなかの「同床異夢」

書誌事項

外国人雇用の産業社会学 : 雇用関係のなかの「同床異夢」

園田薫著

有斐閣, 2023.3

タイトル別名

The fragile employment relationships : sociology of work and organization in regards to employing foreigners in Japan

外国人雇用の産業社会学 : 雇用関係のなかの同床異夢

タイトル読み

ガイコクジン コヨウ ノ サンギョウ シャカイガク : コヨウ カンケイ ノ ナカ ノ「ドウショウ イム」

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注記

博士論文 (東京大学) を下地にしたもの

参考文献: p263-294

索引: p295-300

内容説明・目次

内容説明

なぜ、いかにして、我々はすれ違うのか?日本企業はなぜ、そしてどのような論理で外国人を雇用しているのか。かたや外国人にとって「日本で働く」ことのもつ意味はいかなるものか。外国人社員と日本の大企業との雇用関係に注目し、その独特の関係がいかにして成り立ち、ミスマッチがなぜ起こってしまうのか、双方への多角的な調査をとおして明らかにしていく。

目次

  • 序章 外国人雇用の現状と課題
  • 第1章 外国人雇用を産業社会学的に考察するために―組織研究と労働者研究の邂逅および相互行為論としての雇用関係
  • 第2章 外国人を雇用する日本企業の矜持と葛藤―外国人雇用の2つの戦略的理解をめぐるセンスメイキングと正当性の付与
  • 第3章 日本企業で働く専門的外国人のキャリア選択―居住先と就労先の選択をめぐる葛藤と正当化の論理
  • 第4章 日本企業と外国人労働者の雇用関係はいかにして成り立つのか―相互行為の分析から見える労使の「同床異夢」
  • 終章 雇用関係の分析がもたらす知とは―産業社会学的な考察の地平と社会科学の「人間‐社会」観の更新へ

「BOOKデータベース」 より

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