父と息子の物語 : ユダヤ系作家の世界
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書誌事項
父と息子の物語 : ユダヤ系作家の世界
彩流社, 2023.4
- タイトル別名
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Ties between fathers and sons : the world of Jewish writers
צוגעבוענדענקײט צװישן פאטערס און זין : די וועלט פון-אידישע שרײבערס
- タイトル読み
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チチ ト ムスコ ノ モノガタリ : ユダヤケイ サッカ ノ セカイ
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その他の著者: 風早由佳, 江原雅江, 大﨑ふみ子, アダム・ブロッド, 今井真樹子, 佐川和茂, 鈴木久博, 大場昌子, 岩橋浩幸, 内山加奈枝, 中村善雄, 伊達雅彦
引用・参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
ユダヤ系文学の原点「父と息子の関係」に光を当てる論考集!「父と息子」の揺らぐことのない信頼関係からユダヤ民族の宗教は始まる。本書を通じて、これまで目にしたことのないユダヤ系の親子関係の“普遍性”と“特殊性”を味わうことになるだろう。
目次
- “怒りの神(父)‐息子”と“慈愛の母‐息子”
- 父と息子を結ぶ光―スタンリー・クニッツの描く父、母、息子
- アンジア・イージアスカの描く「親子の継承」―『パンをくれる人』から『白馬の赤リボン』への変遷
- 不在の父を求める息子―アイザック・バシェヴィス・シンガー『モスカット一族』を中心に
- アイザック・バシェヴィス・シンガー『父の法廷』における父親像―ノア、あるいはモーセ
- アイザック・バシェヴィス・シンガーの作品に見る母と息子の絆
- 父親はラビ、息子は作家―アイザック・バシェヴィス・シンガーの小説
- マラマッドの「ある殺人の告白」―そのタイトルの重層的な意味について
- 「ジ・エンド」をめぐる父と娘―グレイス・ペイリーの「父との会話」
- ポール・オースターの「父と息子」の物語―『孤独の発明』における語りの作法
- 父子をめぐる“虚−実”のトポス―スピルバーグの『未知との遭遇』から『フェイブルマンズ』まで
- アーサー・ミラー『セールスマンの死』に見るユダヤ系の父と息子―レヴィンソンとシュレンドルフの解釈を基点に
「BOOKデータベース」 より