気ながれる身体の考古学 : 近世日本における養生

書誌事項

気ながれる身体の考古学 : 近世日本における養生

片渕美穂子著

晃洋書房, 2023.3

タイトル別名

気ながれる身体の考古学 : 近世日本における養生

タイトル読み

キ ナガレル シンタイ ノ コウコガク : キンセイ ニホン ニオケル ヨウジョウ

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注記

博士学位論文「近世日本の養生論における身体観に関する研究」(国士舘大学, 2020年度提出) に加筆修正を加えたもの

参考文献: p269-280

内容説明・目次

内容説明

気ながれる身体は、いかに語られたのか。身体は様々なものとの関係性の中でこそ、捉えられ、認識される。近世日本の養生論が説く、気を充たし巡らす身体についての言説を分析し、家、身分、老い、貨幣経済、自然環境など、多様な関係性の結節点としての身体を描きだす。

目次

  • 序章
  • 第1章 近世養生論の誕生
  • 第2章 気めぐる身体
  • 第3章 慾と身体の秩序化
  • 第4章 養われる身体―女、子ども、そして老人
  • 第5章 喩えの身体
  • 第6章 中心と根源としての丹田
  • 第7章 養生論における体内観と解剖
  • 結章
  • 補遺 近世養生論における導引術及び調気法―その技法の整理

「BOOKデータベース」 より

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