市川房枝、そこから続く「長い列」 : 参政権からジェンダー平等まで
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市川房枝、そこから続く「長い列」 : 参政権からジェンダー平等まで
亜紀書房, 2023.4
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市川房枝そこから続く長い列 : 参政権からジェンダー平等まで
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イチカワ フサエ、ソコカラ ツズク 「ナガイ レツ」 : サンセイケン カラ ジェンダー ビョウドウ マデ
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Note
おもな参考・引用文献: p307-312
年表: p313-325
Description and Table of Contents
Description
一〇〇年前から、市川房枝は女性の地位向上を訴えた。いまよりさらに男尊女卑、性別役割分業意識が強い時代にあって、どのように社会を動かそうとしたのか?そして今、彼女の願った男女平等は、達成されているのか。戦前は平塚らいてうと組んで、女性の参政権を獲得する運動をはじめ、戦後は、参議院議員として、女性差別撤廃条約批准を推進させ、男女雇用機会均等法の成立を後押しした。戦前の米国行き、ILO事務所勤務、独立して婦選活動、終戦後の公職追放、六〇歳直前で参議院初当選、八七歳で全国区トップ当選―働く女性のトップランナーとしての市川房枝八七年の生涯をたどる。
Table of Contents
- 国際連合と日本女性をつなぐ
- 「農家の娘」が一四歳で米国留学を目指す
- 平塚らいてうと女性の参政権をめざす協会設立
- アメリカへ渡る
- ILO職員として女性の労働現場を歩く
- 戦前の「婦選」活動
- 戦争を生きぬく
- 公職追放と参政権獲得と
- 無所属の参議院議員として
- 「政治と金」に抗して
- 市川房枝のジェンダー政策
- ジェンダー平等に向けての「長い列」
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