世界はシンプルなほど正しい : 「オッカムの剃刀」はいかに今日の科学をつくったか

書誌事項

世界はシンプルなほど正しい : 「オッカムの剃刀」はいかに今日の科学をつくったか

ジョンジョー・マクファデン著 ; 水谷淳訳

光文社, 2023.3

タイトル別名

Life is simple : how Occam's razor set science free and shapes the universe

Life is simple : how Occam's razor set science free and unlocked the universe

世界はシンプルなほど正しい : オッカムの剃刀はいかに今日の科学をつくったか

タイトル読み

セカイ ワ シンプルナ ホド タダシイ : 「オッカム ノ カミソリ」ワ イカニ コンニチ ノ カガク オ ツクッタカ

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注記

原タイトルは訳者あとがきによる

内容説明・目次

内容説明

よりシンプルな答えこそ好ましく、往々にしてそれは正しい―複雑さや冗長さを容赦なく削ぎ落とすさまから「オッカムの剃刀」と呼ばれるこの思考の方針は、科学を宗教の支配から解放し、地動説、量子力学、DNAの発見など、多くの科学的発見を支えることとなった。本書は科学の発展史を辿りつつ、単純さこそが、宇宙や生命の誕生といった深遠な謎を解き明かす鍵であることを示す壮大な試みである。そしてすべては、中世の神学者の冒険から始まる―

目次

  • 1 発見(学者と異端者;神の摂理;剃刀;権利はいかに単純か;科学の一瞬の輝き;空白の時代)
  • 2 扉が開かれる(太陽を中心に戴いた神秘的な宇宙;天球層を打ち壊す;単純さを地上の世界に当てはめる;原子と全知の霊魂;運動の概念;運動を利用する)
  • 3 生命の剃刀(生気;生命の導き;エンドウマメ、マツヨイグサ、ショウジョウバエ、盲目のネズミ)
  • 4 宇宙の剃刀(最高の世界か;量子の単純さ;剃刀を開く;もっとも単純な世界か;終章)

「BOOKデータベース」 より

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