保田與重郎の文学

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保田與重郎の文学

前田英樹著

新潮社, 2023.4

タイトル読み

ヤスダ ヨジュウロウ ノ ブンガク

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内容説明・目次

内容説明

古典はなぜ読まれなければいけないのか。文学の真の意義とは。奈良に生まれ古典に通暁し、この国と文学のあるべき姿を終生説き続けた保田與重郎。日本浪曼派の中心人物にして、大東亜戦争を賛美した反動的思想家と見なされた彼は、本当は何を書いたのか。日本武尊、大伴家持、後鳥羽院、芭蕉、そして戦場に赴いた無数の兵士たち―彼らの魂に共鳴し続けた文学者の著作を丹念に読み、文学の本道を改めて辿る。この国に暮らし、文学の可能性を信じる人々に新たなる針路を示す、二十一世紀の必読評論。

目次

  • 倭し麗し
  • 「注釈」の姿を取った文学
  • 雄武の悲しみ
  • 恢弘の祈り
  • 大君の思想(その一)
  • 大君の思想(その二)
  • 敗れて不滅不朽となる者
  • 精神の孤島に棲む者たち
  • 「道」をゆく俳諧
  • 其細き一筋をたどりうしなふ事なかれ〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD01874387
  • ISBN
    • 9784103515524
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    788p, 図版 [1] 枚
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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