保田與重郎の文学
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保田與重郎の文学
新潮社, 2023.4
- タイトル読み
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ヤスダ ヨジュウロウ ノ ブンガク
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内容説明・目次
内容説明
古典はなぜ読まれなければいけないのか。文学の真の意義とは。奈良に生まれ古典に通暁し、この国と文学のあるべき姿を終生説き続けた保田與重郎。日本浪曼派の中心人物にして、大東亜戦争を賛美した反動的思想家と見なされた彼は、本当は何を書いたのか。日本武尊、大伴家持、後鳥羽院、芭蕉、そして戦場に赴いた無数の兵士たち―彼らの魂に共鳴し続けた文学者の著作を丹念に読み、文学の本道を改めて辿る。この国に暮らし、文学の可能性を信じる人々に新たなる針路を示す、二十一世紀の必読評論。
目次
- 倭し麗し
- 「注釈」の姿を取った文学
- 雄武の悲しみ
- 恢弘の祈り
- 大君の思想(その一)
- 大君の思想(その二)
- 敗れて不滅不朽となる者
- 精神の孤島に棲む者たち
- 「道」をゆく俳諧
- 其細き一筋をたどりうしなふ事なかれ〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より