中華を生んだ遊牧民 : 鮮卑拓跋の歴史

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中華を生んだ遊牧民 : 鮮卑拓跋の歴史

松下憲一著

(講談社選書メチエ, 785)

講談社, 2023.5

タイトル読み

チュウカ オ ウンダ ユウボクミン : センピ タクバツ ノ レキシ

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注記

拓跋部関連略年表: p[6]-[7]

参考文献: p234-238

内容説明・目次

内容説明

後漢の滅亡から、隋の中国統一までの「魏晋南北朝時代」。この長い分裂時代の主役が、遊牧集団・鮮卑拓跋部である。代国の王・拓跋珪が三八六年に開いた王朝・北魏は、五胡十六国を平定し、中国の北半分を手中に入れる。遊牧民の伝統を残した王朝は、漢族の文化を取り込み、洛陽に新都を築き、雲崗・龍門に壮麗な石窟寺院を開く。胡漢が融合した「新たな中華」を生んだ拓跋部の人々は、その後の隋唐帝国でも活躍し、中国社会に溶け込んでいく。

目次

  • 第1章 拓跋部の故郷―遊牧と伝説
  • 第2章 部族を集めろ―「代国」の時代
  • 第3部 部族を再編せよ―北魏の成立
  • 第4章 中華の半分を手に―胡漢二重体制
  • 第5章 中華の中心へ―孝文帝の「漢化」
  • 第6章 胡漢融合への模索―繁栄と分裂
  • 第7章 誕生!新たな中華―隋唐帝国の拓跋

「BOOKデータベース」 より

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