教師の仕事がブラック化する本当の理由
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教師の仕事がブラック化する本当の理由
(草思社文庫, [き3-1])
草思社, 2023.6
- タイトル読み
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キョウシ ノ シゴト ガ ブラックカ スル ホントウ ノ リユウ
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注記
2021年刊の文庫化
シリーズ番号はブックジャケットによる
参考文献: p198-199
内容説明・目次
内容説明
「生徒の命を守る」「開かれた学校」「アクティブラーニング」など教育行政の指針から来た、美辞麗句、空疎なスローガンが教師の仕事をかえって混乱させ、教育現場の崩壊を招いている。生徒の命を守ること、その実「生徒に振り回される」時間のなんと多いことか。公教育はいまや一般の「商品」「サービス」と同じになっている。教師は何でもやらなければならない「ドラえもん」のような存在と成り果てた。現場を知らない管理職、トンチンカンな教育行政、わがままな、お客様感覚の生徒・親に挟まれて、日夜奮闘する教師たちは疲れ切っている。現場教師からの悲痛な報告。
目次
- はじめに 学校と教師がかかえる悪循環
- 第1章 生徒に振り回される教師たち―最優先は子どもの命
- 第2章 外の世界が押し寄せる―カルチャースクール化する学校
- 第3章 教育はいまや商品・サービス―強制される部活動顧問
- 第4章 知識なき管理職―尊重されない専門家
- 第5章 教師は「都合のよいドラえもん」―自由も自主もない現場
- 第6章 教育行政が現場を支配―はびこっていく官僚主義
「BOOKデータベース」 より