「ものづくり」のジェンダー格差 : フェミナイズされた手仕事の言説をめぐって
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書誌事項
「ものづくり」のジェンダー格差 : フェミナイズされた手仕事の言説をめぐって
人文書院, 2023.5
- タイトル別名
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ものづくりのジェンダー格差 : フェミナイズされた手仕事の言説をめぐって
- タイトル読み
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モノズクリ ノ ジェンダー カクサ : フェミナイズ サレタ テシゴト ノ ゲンセツ オ メグッテ
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内容説明・目次
内容説明
手仕事をめぐる言説に隠されたジェンダー構造を明らかにする画期的研究。人々の関心を集めながらも、社会の傍流へ追いやられる手仕事がある。そんな「やりがいのあるものづくり」が奨励されるとき、その言説にはジェンダーの問題が潜んでいるのではないか。学校での家庭科、戦時下における針仕事の動員、戦後の手芸ブーム、伝統工芸における女性職人、刑務所での工芸品作りなど、趣味以上・労働未満の創作活動を支えている、フェミナイズ(女性化)する言説を探る。
目次
- 序 言説の旅の始まり
- 第1章 万一のために手芸をせよ―近代手芸論
- 第2章 国益に供せよ―内職論
- 第3章 貴女は慰めになる―戦時下の手芸論
- 第4章 祈りを届けよ―千人針の表象
- 第5章 家庭は貴女の展覧会場―戦後手芸論
- 第6章 救世主は貴女だ―女職人論
- 第7章 社会の役に立たねば―刑務所の伝統工芸論
- 終章 言説のゆくえ
「BOOKデータベース」 より