「世界史」の誕生 : ヨーロッパ中心史観の淵源

書誌事項

「世界史」の誕生 : ヨーロッパ中心史観の淵源

南塚信吾著

ミネルヴァ書房, 2023.6

タイトル別名

世界史の誕生 : ヨーロッパ中心史観の淵源

Formation of Euro-centered "world history"

タイトル読み

「セカイシ」ノ タンジョウ : ヨーロッパ チュウシン シカン ノ エンゲン

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注記

参考文献: p255-270

その他のタイトルはブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

戦後から現在に至るまで、歴史研究では「ナショナル・ヒストリー」の限界が叫ばれ、「ヨーロッパ中心史観」からの脱却が指向されてきた。しかしヨーロッパ中心史観自体が、どのような内容と論理をもって形成されてきたのかは、必ずしも明らかではない。本書は、ヨーロッパ、北アメリカにおいて、世界史がいかにして形成され、幕末から明治維新以後の日本にいかなる影響を及ぼしたか、膨大な先行研究を咀嚼のうえ明らかにする。

目次

  • 第1章 キリスト教的「普遍史」の世界
  • 第2章 「科学的」世界史の模索
  • 第3章 啓蒙主義の世界史
  • 第4章 多元的世界史の試み
  • 第5章 「普遍史」からの脱却へ
  • 第6章 実証主義の歴史学とヨーロッパ中心の世界史
  • 第7章 ナショナル・ヒストリーと世界史

「BOOKデータベース」 より

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