生きた労働への闘い : 沖縄共同体の限界を問う
著者
書誌事項
生きた労働への闘い : 沖縄共同体の限界を問う
(サピエンティア, 68)
法政大学出版局, 2023.7
- タイトル別名
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The limits of Okinawa : Japanese capitalism, living labor, and theorizations of community
- タイトル読み
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イキタ ロウドウ エノ タタカイ : オキナワ キョウドウタイ ノ ゲンカイ オ トウ
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注記
原著: Duke University Press, 2015年刊
引用文献: p311-335
人名索引: 巻末p1-2
事項索引: 巻末p3-6
内容説明・目次
内容説明
沖縄近代史、再考。琉球処分以後、地元の知識人は日本資本主義に対抗するために「沖縄共同体」を構想した。しかし、農民や女性職工はこれを拒絶する。自分たちの未来を切り拓くために人びとが起こした行動を丹念に読み解き、「敗北した」とされてきた闘争の可能性に光をあてる。
目次
- 序章
- 第1章 沖縄県の誕生と差異の創出
- 第2章 「出来事」として読む宮古島の人頭税廃止運動
- 第3章 慣習の改良、女性労働の変革
- 第4章 沖縄における砂糖プランテーションの不可能性
- 第5章 不均衡な発展と経済ナショナリズムの拒絶「ソテツ地獄」の沖縄で
- 終章 生きた労働と「沖縄共同体」の限界
「BOOKデータベース」 より