「逆張り」の研究

書誌事項

「逆張り」の研究

綿野恵太著

筑摩書房, 2023.6

タイトル別名

逆張りの研究

タイトル読み

「ギャクバリ」ノ ケンキュウ

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注記

タイトルは奥付、背による

標題紙タイトル『「逆張り」の研究』の「逆」は反転文字

主要参考文献: p248-254

内容説明・目次

内容説明

新聞記者に「逆張り」認定された批評家が戸惑いつつも「逆張り」という現象を考える。「批評」ではなく「運動」や「現場」、「おじさん」ではなく「女性」や「若者」、「傍観者」ではなく「当事者」が称揚され、「逆」が嫌われた(あるいは反動的に好まれた)2010年代とは何だったのか?

目次

  • 第1章 「成功したければ逆張りをしろ」―投資家と注意経済の時代
  • 第2章 「どっちもどっち」の相対主義と「この道しかない」の絶対主義―同じところで同じ情報がぐるぐる回っている
  • 第3章 「昨日の敵は、今日の友」―アンチと「アンチのアンチ」の戦争
  • 第4章 「ブーメランが突き刺さっている」―アンチ・リベラルの論法
  • 第5章 「他人からええように思われたいだけや」―動機を際限なく詮索するシニシズム
  • 第6章 「そこまで言って委員会」―インターネット学級会とネトウヨになりかけたTくん
  • 第7章 「やっぱり東野圭吾が一番」―逆張りとしての批評
  • 第8章 「脳をつつけば世界はガラリと変わって見える」―はるしにゃんとケミカルな唯物論
  • 第9章 逆張りは多数派の敵でありつつ、友でなければならない

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD02761477
  • ISBN
    • 9784480823830
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    254p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
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