世俗化論の生成 : 宗教という問いのゆくえ

Bibliographic Information

世俗化論の生成 : 宗教という問いのゆくえ

諸岡了介著

(MINERVA社会学叢書, 65)

ミネルヴァ書房, 2023.7

Other Title

世俗化論の生成 : 宗教という問いのゆくえ

Title Transcription

セゾクカロン ノ セイセイ : シュウキョウ トイウ トイ ノ ユクエ

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Note

参考文献: p231-259

Description and Table of Contents

Description

近現代における宗教の変容を指すのに用いられてきた「世俗化」という概念について、長い間激しく交わされてきた議論の歴史を振り返る。思想史や社会学史の上にこの概念の形成過程をたどるとともに、今日宗教社会学内外にわたって繰り広げられている世俗化に関する議論を詳細に分析、近現代社会において宗教を問うことの意味を明らかにする。

Table of Contents

  • 第1部 世俗化の概念史―19・20世紀思想における展開(19世紀の世俗化概念―SecularizationとVerweltlichung;神学と社会学のはざま―世俗化概念のキーワード化へ;ヨーロッパからアメリカへ―世俗化諸理論の登場前夜)
  • 第2部 世俗化の基本的諸理論―宗教社会学における興隆(ブライアン・ウィルソン―新宗教運動と世俗化;デイヴィッド・マーティン―削除の提言から「一般理論」へ;タルコット・パーソンズ―社会進化と世俗化 ほか)
  • 第3部 世俗化論批判の諸相―論争の拡大と座礁(宗教の存続を根拠とした批判;世俗化論の修正と護持;宗教の政治問題化 ほか)

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Details

  • NCID
    BD03069563
  • ISBN
    • 9784623095179
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    京都
  • Pages/Volumes
    vii, 266p
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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