スターリンの図書室 : 独裁者または読書家の横顔
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書誌事項
スターリンの図書室 : 独裁者または読書家の横顔
白水社, 2023.8
- タイトル別名
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Stalin's library : a dictator and his books
- タイトル読み
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スターリン ノ トショシツ : ドクサイシャ マタワ ドクショカ ノ ヨコガオ
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注記
原著 (Yale University Press, 2022) の全訳
参考文献について: 巻末p65-66
内容説明・目次
内容説明
スターリンの蔵書は、マルクス、エンゲルス、レーニンの著作はもとより、トロツキー、ジノーヴィエフ、カーメネフ、ブハーリンなどの政敵の著作から、ビスマルク回想録やマキャヴェッリ『君主論』、トルストイ、ドストエフスキー、ゴーゴリ、チェーホフなどのロシア文学、シェイクスピア、セルバンテス、ユーゴー、バルザックなどの外国古典文学に至るまで、読書の幅はきわめて広い。また、スターリンが興味深く読んだと思われる本には多数の書き込みが残されており、それを分析すれば、彼の思索の跡をたどることができる。
目次
- 前書き 「クレムリンの学者」
- 第1章 血まみれの暴君と本の虫
- 第2章 独裁者の評伝
- 第3章 読書と著述、そして革命
- 第4章 図書室の誕生と最期
- 第5章 ふん、くだらん!
- 第6章 魂の技師、スターリンとソヴィエト文学
- 第7章 ソヴィエト連邦の編集長
- 結論 本を愛した独裁者
「BOOKデータベース」 より