「田舎教師」の時代 : 明治後期における日本文学・教育・メディア

書誌事項

「田舎教師」の時代 : 明治後期における日本文学・教育・メディア

ピーテル・ヴァン・ロメル著

(Kunilabo人文学叢書, 1)

勁草書房, 2023.7

タイトル別名

田舎教師の時代 : 明治後期における日本文学教育メディア

タイトル読み

「イナカ キョウシ」ノ ジダイ : メイジ コウキ ニオケル ニホン ブンガク・キョウイク・メディア

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注記

博士論文 (筑波大学, 2020年提出) を改稿したもの

参考文献: 巻末p8-27

内容説明・目次

内容説明

公教育の拡大とともに明治後期に全国で急増し、中間的な知識人として出版文化の読者層を形成した小学校教員たち。彼ら新しい文学読者が熱心に読み、投稿した教育雑誌と影響力を持っていた田山花袋の作品分析を通し、近代文学と近代教育との関係、教育、教育ジャーナリズム、文学の複雑で多様なありようと変遷を示す。

目次

  • 第1部 小学校教員と文学(教育史的背景;小学校教師たちが形成した新たな読者層)
  • 第2部 教育小説と教育ジャーナリズム(「教育小説」とは;明治二〇年代の教育小説;雑誌『教育界』とその掲載小説 ほか)
  • 第3部 自然主義文学と教育(『田舎教師』の先行研究―自然主義文学研究の歪み;田山花袋―ロマン主義的な地方文学青年から自然主義作家へ;地方青年を指導する田山花袋―雑誌『文章世界』と田山花袋の自然主義 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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