書誌事項

責任という倫理 : 不安の時代に問う

國部克彦, 後藤玲子編著

ミネルヴァ書房, 2023.8

タイトル別名

責任という倫理 : 不安の時代に問う

タイトル読み

セキニン トイウ リンリ : フアン ノ ジダイ ニ トウ

大学図書館所蔵 件 / 129

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

国際紛争、経済格差の拡大、そしてパンデミック。文明社会が容易に解答を見出せない問題に直面するなか、求められている倫理とはどのようなものなのだろうか。本書はこの問いに応答するための鍵概念として「責任」に着目する。リスク社会、政策決定・政治過程、隣人、公平、ジェンダー、企業といった領域に生じている問題を分析するなかで、「責任」という手垢のついた概念を再検討し、時代に対応した形に鍛えなおすことで、問題解決への糸口を探っていく。新たな時代の倫理を示す、総合的研究の成果。

目次

  • 序章 現代的な不安と責任という倫理
  • 第1章 リスク社会における責任と倫理―混乱を克服するために
  • 第2章 許容可能なリスクの責任ある決定―費用便益分析と契約主義
  • 第3章 公共政策と責任―コロナ禍の政策過程
  • 第4章 隣人への責任―ケイパビリティと「外出自粛」
  • 第5章 責任の基盤としての自制―アダム・スミスと「公平な観察者」
  • 第6章 ジェンダー正義への責任―ロールズ「財産所有のデモクラシー」の可能性
  • 第7章 企業の社会的責任の展開―レスポンシビリティを組み込むために
  • 終章 責任という倫理が成立する条件

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD03510472
  • ISBN
    • 9784623095599
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    x, 230, 4p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ