世界子守唄紀行 : 子守唄の原像をたずねて

書誌事項

世界子守唄紀行 : 子守唄の原像をたずねて

鵜野祐介著

藤原書店, 2023.8

タイトル読み

セカイ コモリウタ キコウ : コモリウタ ノ ゲンゾウ オ タズネテ

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注記

日本子守唄協会季刊誌『ららばい』(2011年夏第3号) から、後継誌『ららばい通信』(2021年秋号)まで全30回連載したエッセイをもとに加筆修正して編集したもの

子守唄をさらに学ぶための参考文献: p158-162

内容説明・目次

内容説明

喜びも悲しみもすべて託して歌われる“子守唄”は、世界じゅうどこにでもある。英国、オランダ、スペイン、フィンランド、ウクライナ、トルコ、シリア、アフガニスタン、中国、韓国、インドネシア、ソロモン諸島、グアテマラ、ナイジェリア…それぞれの社会や文化、歴史が刻み込まれ、そして普遍性をもあわせもつ子守唄の世界を、自分で口ずさめる楽譜と、豊富な図版で味わう。

目次

  • 旅のはじまり―子守唄の原像をたずねて
  • 英国スコットランド その一―ブレッセイ島の魔除けの子守唄
  • エストニア―眠りの精の子守唄
  • フィンランド―「カレワラ」の中の子守唄
  • オランダ―アンネ・フランクが聞いた子守唄?
  • 英国スコットランド その二―戦争未亡人の子守唄
  • 韓国 その一―「故郷の春」
  • 韓国 その二―「ワンワン 犬よ」
  • 韓国 その三―「たべてねて たべてあそんで」
  • 中国 その一―十九世紀末の中国の子守唄
  • 中国 その二―中国人留学生から聞いた子守唄
  • トルコ―東西文明の結び目
  • アイヌ―アニミズム的な宇宙観
  • 英国スコットランド その三―スカイ島の子守唄
  • 英国北アイルランド―「ロンドンデリーの歌」から「ダニーボーイ」へ
  • スペイン―多文化共生社会の子守唄
  • インドネシア その一―「ゆらゆらゆれて」
  • インドネシア その二―「ニナちゃん ねんねしな」
  • シリア その一―「愛する人を私のもとへ」
  • シリア その二―「アンズの実を摘もう」
  • アイスランド その一―「おやすみ 愛するわが子よ」
  • アイスランド その二―「妖精エルフの子守唄」他
  • ソロモン諸島―すべての御霊の守り唄
  • スロヴァキア―「私にそっと弾いて」
  • ウクライナ―自由と優しき国民性
  • アフガニスタン―中村哲さんも聞いた?子守唄
  • グアテマラ―環太平洋人の血が騒ぐ
  • ナイジェリア―太鼓の音にこめられたメッセージ
  • 沖縄―苦難の歴史のなかで
  • 旅のおわりに―人はなぜ子守唄を歌うのか

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD03618708
  • ISBN
    • 9784865783940
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    162p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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