和食の文化史 : 各地に息づくさまざまな食

書誌事項

和食の文化史 : 各地に息づくさまざまな食

佐藤洋一郎著

(平凡社新書, 1039)

平凡社, 2023.10

タイトル別名

和食の文化史 : 各地に息づくさまざまな食

タイトル読み

ワショク ノ ブンカシ : カクチ ニ イキズク サマザマナ ショク

注記

参考文献: p270

内容説明・目次

内容説明

和の食材や調理法は多様性に富んでおり、雑煮やおせち、節供など「ハレの日」の料理ばかりでなく、日々の暮らしのなかで受け継がれてきた数多くの食がある。だが、東京への一極集中や少子高齢化による後継者不足によって、農地は荒れ、名産品だけでなく、食器やしつらえの生産も細り、地方、とくに山間地で、その伝統食が失われつつあるのだ。今こそ、和食を保護し未来へ継承していくために、各地各時代に成立した「いくつもの和食」に光をあてる。

目次

  • 第1章 人類の食、日本人の食
  • 第2章 こんなにもある和食材
  • 第3章 東と西の和食文化
  • 第4章 都会と田舎の食
  • 第5章 江戸と上方―都市部の食
  • 第6章 二つの海―日本海と太平洋
  • 第7章 海と里と山―里海・里地・里山
  • 第8章 武家・貴族・商人の食
  • 第9章 はしっこの和食
  • 終章 いくつもの「和食」を未来へ

「BOOKデータベース」 より

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