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文学的絶対 : ドイツ・ロマン主義の文学理論

フィリップ・ラクー=ラバルト, ジャン=リュック・ナンシー [著] ; 柿並良佑, 大久保歩, 加藤健司訳

(叢書・ウニベルシタス, 1163)

法政大学出版局, 2023.10

タイトル別名

L'absolu littéraire : théorie de la littérature du romantisme allemand

文学的絶対 : ドイツロマン主義の文学理論

タイトル読み

ブンガクテキ ゼッタイ : ドイツ ロマン シュギ ノ ブンガク リロン

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注記

原著 (Paris : Seuil, 1978) の全訳

文献: p36-41

略年譜: p42-45

用語集: 巻末p1-5

訳注: 巻末p6-65

索引: 巻末pi-iv

断章索引: 巻末pv-xi

内容説明・目次

内容説明

ロマン主義と批評の起源。“近代文学”そのものの自己意識であり、自己産出的発明でもあったドイツ・ロマン派の雑誌『アテネーウム』。1800年前後のイェーナで、私たちが今もなお属している“危機=批評の”時代が決定的に開かれた。絶対的な文学主体としてのロマン主義やイロニーの脱構築的展望を初めて哲学的に把握し、フランスの思想界に翻訳・紹介した歴史的な書物、ついに日本語全訳版刊行。

目次

  • 開幕
  • 1 断片(断片の要求;フリードリヒ・シュレーゲル『批評断章』 ほか)
  • 2 理念(芸術の限界内における宗教;フリードリヒ・シュレーゲル『着想集』 ほか)
  • 3 詩(名もなき芸術;フリードリヒ・シュレーゲル『文学についての会話』 ほか)
  • 4 批評(特性の形成;シェリング『芸術哲学』(序論) ほか)
  • 閉幕

「BOOKデータベース」 より

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