紫式部伝 : 平安王朝百年を見つめた生涯
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書誌事項
紫式部伝 : 平安王朝百年を見つめた生涯
勉誠社, 2023.10
- タイトル別名
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紫式部伝 : 平安王朝100年を見つめた生涯
- タイトル読み
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ムラサキシキブ デン : ヘイアン オウチョウ ヒャクネン オ ミツメタ ショウガイ
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注記
『紫式部』主要参考文献: 巻頭p14-15
紫式部年表: p378-387
内容説明・目次
内容説明
摂関期全盛の後宮を生き抜き、物語を通して、人生と社会の意味を問いかけたのが『源氏物語』である。その人と生涯を、清少納言や藤原道長、2人の夫など、紫式部をめぐる人々との関係を丹念にたどりながら明らかにする。紫式部の幼名・本名、恋愛と結婚、宮廷生活、職階、没年等について、先行研究を網羅的に検証しながら16の¥新見解を提示した本格評伝。和歌・漢文日記等に読みやすい現代語訳、専門用語に注記を付した。
目次
- 紫式部前史―時代背景
- 紫式部の「戸籍」
- 紫式部の家系
- 父・藤原為時の生涯
- 生い立ち1―幼名・通称「もも」説の提唱
- 生い立ち2―物語愛好と学藝史
- 青春時代 女友達をめぐる交友―めぐり逢ひて見しやそれとも
- 紀時文との結婚まで
- 紀時文との結婚
- 越前下向まで
- 越前の藤原香子
- 帰洛から再婚まで
- 藤原宣孝との結婚生活
- 宣孝の死と寂寥の日々
- 物語を書く女1―倫子家女房兼業作家説
- 寛弘三年十二月二十九日―命婦としての初出仕から掌侍への昇任まで
- 後宮女房・藤式部1―日記の存在について
- 後宮女房・藤式部2―上臈中宮女房として
- 物語を書く女2―作家・紫式部の誕生
- 藤原実資から見た「女房」紫式部
- 紫式部の死 終章
「BOOKデータベース」 より