小林秀雄の謎を解く : 『考へるヒント』の精神史

書誌事項

小林秀雄の謎を解く : 『考へるヒント』の精神史

苅部直著

(新潮選書)

新潮社, 2023.10

タイトル別名

小林秀雄の謎を解く : 考へるヒントの精神史

タイトル読み

コバヤシ ヒデオ ノ ナゾ オ トク : 『カンガエル ヒント』ノ セイシンシ

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注記

参考文献: p266-277

本書関連作品年表: p292-299

内容説明・目次

内容説明

代表作『本居宣長』へと至る、大いなる「思考の冒険」とは?気楽な随筆に見えた雑誌連載『考えるヒント』は、実は徳川思想史探究の跳躍板だった。モーツァルトやベルクソンを論じていた批評家が、伊藤仁斎や荻生徂徠らに傾倒したのはなぜか。その過程で突き当たった「歴史の穴」とは。ベストセラーを読み直し、人間の知の根源をも探る試みであったことを明らかにする、超刺激的論考。

目次

  • 序章 『考えるヒント』について考える
  • 第1章 書物の運命
  • 第2章 科学から歴史へ
  • 第3章 徳川思想史の方へ
  • 第4章 歴史は甦る
  • 第5章 伝統と近代

「BOOKデータベース」 より

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