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マルクス解体 : プロメテウスの夢とその先

斎藤幸平著 ; 斎藤幸平 [ほか] 訳

講談社, 2023.10

タイトル別名

Marx in the Anthropocene : towards the idea of degrowth communism

Marx in the Anthropocene

タイトル読み

マルクス カイタイ : プロメテウス ノ ユメ ト ソノ サキ

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注記

その他の訳者: 竹田真登, 持田大志, 高橋侑生

訳者名は奥付による

原著: Cambridge University Press, 2023

日本語版あとがきに「日本語としての読みやすさを優先して、その後私自身が表現や内容の修正をかなり施している。そのため、英語版と対応していない箇所が多々あり、日本語訳というよりは、日本語版であることをご承知願いたい」とあり

参考文献: p397-409

内容説明・目次

内容説明

いまや多くの問題を引き起こしている資本主義に対する処方箋として、斎藤幸平は、マルクスという古典からこれからの世の中に必要な理論を提示する。本書『マルクス解体』は、マルクスの物質代謝論、エコロジー論、プロメテウス主義の批判から、未来への希望を託す脱成長コミュニズム論までを精緻に語る。これまでの斎藤の活動の集大成であり、同時に「自由」や「豊かさ」をめぐり21世紀の基盤となる新たな議論を提起する書である。

目次

  • 第1部 マルクスの環境思想とその忘却(物質代謝論と環境危機;マルクスとエンゲルスと環境思想;ルカーチの物質代謝論と人新世の一元論批判)
  • 第2部 人新世の生産力批判(一元論と自然の非同一性;ユートピア社会主義の再来と資本の生産力)
  • 第3部 脱成長コミュニズムへ(マルクスと脱成長コミュニズム―MEGAと1868年以降の大転換;脱成長コミュニズムと富の潤沢さ)

「BOOKデータベース」 より

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